喪服を持ってない場合の対策 緊急でも大丈夫？
喪服を持ってない場合、
「購入した方がいいか？」
迷ってしまうことはありますよね。
「でも、そんなに頻繁に着るものじゃないし･･･」
と躊躇してしまうこともあるでしょう。
ただ、長い人生の中で、親族や知り合いのお葬式に全く参列しないということはちょっと考えにくいですよね（あまり考えたくないことですが･･･）。
取るべき選択肢としては、
の3つになるのではないでしょうか。
他の服で代用する
男性であれば、黒のスーツで代用することもできなくありません。
女性であれば、黒系のアンサンブルやワンピース、パンツなどになりますね。
ただし、平服での参列はお通夜のみに留めるようにしましょう。
お通夜は平服でも問題ないのですが、告別式は喪服で参列するのが一般常識になっています。
（これは一般参列者の場合です。遺族は、お通夜でも喪服の着用がマナーになっています。）
お通夜の場合は急いで駆けつけたという意味合いもあるので、平服でも許されるのですが、告別式に参加する場合は喪服を用意する必要が出てきます。
喪服を購入する
さしあたって、今すぐに喪服を必要としていないのであれば、1着喪服を持っておくのもいいと思います。
1着あれば、いざという時、緊急の時でも慌てる必要がないので、心の準備をすることができますし、その他の準備に時間を掛けることができます。
余裕が生まれるので、気持ち的にも楽になれるんですね。
男性であれば、近所のスーパーやスーツ専門店に足を運べば、そこそこ安い値段の喪服を購入することができます。
店員の人に相談すれば、見繕ってもらえるでしょう。
男性はスーツ（喪服）を着ればOKですが、女性の場合は少し難しいですよね。
決まった形があるわけではなく、少し自由度がある分、どんな服装にすればいいか悩んでしまうこともあると思います。
そんな時は、喪服を専門に取り扱っているお店をチェックしてみることをおすすめします。以下に、おすすめショップを2つ紹介しますね。
B-GALLERY
リーズナブルな金額で、シンプルなデザインから可愛らしいデザインのものが揃っています。試着サービスあり。当日発送も承っています。
ブランノワール
セレブリティなアイテムが揃っているので、落ち着いた清楚な雰囲気を醸し出せます。試着サービスあり。当日発送も可能です。
喪服をレンタルする
「喪服を購入するのはもったいない」
「とりあえず緊急で一着揃えたい」
という場合は、喪服をレンタルする方法があります。
『礼服レンタルコム』なら、男性用、女性用の喪服をわかりやすいセット料金で扱っています。
喪服上下はもちろん、Yシャツ、靴、ネクタイなど一式がセットになっているので、パパッと着ることができてとても便利です（喪服上下とネクタイの3点セットもあります）。
女性の場合も、ワンピース＆ジャケットのアンサンブルや、小物一式が揃ったセットがあるので、何一つ持っていないという場合でも安心です。
サイズを選ぶことができるようになっているので、体型を気にする必要もありません。
クリーニング不要の3泊4日、16時までの注文で当日発送が可能です。
「喪服はレンタルで済ませたい」
「緊急で喪服が必要になった」
という場合は、よかったら、詳細をチェックしてみてくださいね。
喪服とスーツの違いは？
「葬式は黒のスーツを着れば問題ないだろう」
と思う人も少なくないと思います。
ひとまず色が黒ければごまかすこともできそうですよね。
そもそも、喪服と黒のスーツにはどんな違いがあるのでしょうか？
通夜・葬式で着る礼服が喪服になりますが、喪服は色が黒々としています。漆黒の闇が広がっている感じです。
一方で普通のスーツは、黒といってもグレーが混じった黒です。色が薄い感じで光沢があります。
デザインも、喪服はゆったりとしていてゆとりがありますが、普通のスーツはスッキリとしたデザインです（ただ例外もあるので、一概にはいえませんが）。
ちょっと詳しい人が見ればあからさまにわかってしまうので、お葬式に着ていく服は、喪服を着用する必要があるんですね。
なお、お通夜に関しては喪服でなくても大丈夫です。告別式は喪服を着用するのがマナーです。
黒のスーツでも絶対にダメというわけではないのですが、周りから白い目で見られてしまう覚悟はしていきましょう。
一方で、携帯やスマホが当たり前となった近年では、お通夜でも喪服で駆けつけるのが当たり前という意見もあります。難しいところですね。
仕事先から急いで駆けつけなければならないこともあると思いますので、そういった場合はやむを得ないと思います。
